咳が止まらない 息切れがする 長引く咳の原因疾患

2019.09.12Blog

2019年は6月から7月にかけてRSウイルス感染などによる咳が長期に続く咳喘息の患者さんが多く見られました。

8月からはRSウイルスは減少傾向となりましたが、百日咳の感染が非常に増加しました。

百日咳は鼻水や痰が続きます。約半数の患者さんにに「ヒューッ」という特有の呼吸時の音が見られ、目に結膜炎症状が出ることもあります。

これに対して咳喘息は空咳が多く、咳をしていないときは呼吸も苦しくなく、ヒューッという呼吸時の音はありません。

タバコなどによるCOPD(慢性呼吸不全)は、かぜやインフルエンザの感染により急性増悪することがあります。これも咳が続きますがや労作時の息切れが強くなります。

ある日突然、息を吸うときに違和感が生じ、その後咳や労作時の息切れが強く出現し、その状態が長く続く感染症もあります。このようなケースは、症状が始まった日時や時間までもはっきり記憶されている場合が多く、抗生剤での治療が有効な場合が多いようです。

RSウイルスに有効な抗生剤はありませんが百日咳やマイコプラズマには有効な抗生剤があります。

そのほかにも結核や肺がんなど咳が長く続く疾患は千差万別です。長引く咳については医療機関の受診をおすすめします。


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