外科
- 傷の縫合、やけど、とげ抜き、膿瘍の切開、巻き爪、ウオノメなどの小外科治療を行っています。
ケガややけどは傷をきれいに治すことを前提に治療を行います。 蜂窩織炎などの抗生剤治療も行います。
まきづめ(巻き爪、嵌入爪)
● クリップ装着

巻き爪が化膿した場合は爪が肉に刺さった部分を切除するのが通常の治療です。軽い場合にはテープで固定するだけのテープ法も行います。爪の脇にガーゼやシリコンチューブなどを挿入して爪と肉との接触をなくす方法も非常に有効です。治療法については爪や感染の状態により異なりますので診察させて頂いた上で患者様とのご相談で決めさせていただきます。
化膿に対しては抗生剤の内服が必要な場合もあります。爪の下から感染が広がると爪を失う事態にもなりかねません。当院では有効性の高いクリップを用いてワイヤーで爪の両端を持ち上げるクリップ法を行っています。約2か月の装着です。
陥入爪になると、食い込んだ部分を部分切除が必要になり、抗生剤を使用して治療します。
<原因>窮屈な靴屋圧迫力の強いストッキングによる外力、寝たきりや麻痺などによる母趾への非荷重、外反母趾など。
<症状>爪甲の側縁が過度に湾曲して血側に巻き込み、トランペット型やホチキス型に呈した状態。炎症や痛みを生じ、しばしば側爪に肉が形成を伴う。

クリップ装着料金
1か所 | 7,000円 |
(料金には初診料・再診料を含みます)
● テーピング法

爪甲周囲の軟部組織をテーピングで引っ張り、炎症を起こした皮膚もしくは肉がなどを爪溝から話すことで、疼痛や炎症を軽減する。簡便で患者自身でm処置を行える。
● コットンパッキング法

爪の側縁が皮膚に当たっている部分にコットンや不織布をパッキングし、皮膚が傷つくのを防ぐ。他法と組み合わせることも多い。
ウオノメ(鶏眼)
痛いウオノメは放置すると腰痛やひざの痛みなども誘発します。
市販の張り薬(スピール膏など)でうまくいかないことが多いようです。中心部の硬い角栓という部分を主に削り、周囲の厚い部分も削ることで痛みが楽になります。削ったあとの予防処置も重要です。
爪白癬(爪の水虫)

クレナフィンという塗り薬が主な治療になります。
<原因>多くは足白線の不十分な治療による。
<症状>初期は爪の先端のみが混濁し、そう痒感や痛みがないことも多いため放置されやすい。重症化すると、爪が靴に当たるなどして痛みを生じ、糖尿病などの基礎疾患がある場合、皮膚の傷から二次感染のリスクも高まる。
傷の縫合・傷の処置
切り傷などケガの縫合やテープ固定などの処置を行っています。特に顔などの目立つ部分の傷は、治癒促進剤や抜糸後のテープ固定を行い傷がなるべく目立たないように処置を行います。
やけどの治療
やけどや目立つ部分の傷は傷のなおりを促進する薬を使用します。特に顔などの目立つ部分の傷は、治癒促進剤や抜糸後のテープ固定を行い傷がなるべく目立たないように処置を行います。
トゲが刺さった時の処置
木くずなどの木片を除去します。感染には抗生剤で対処します。
虫刺され 犬や猫による咬傷 化膿した傷 蜂窩織炎の治療
虫刺され、化膿した傷、蜂窩織炎の治療にも対応いたします。
犬や猫の歯や爪による傷は、蜂窩織炎、負血症などの重大な症状を引き起こす可能性があります。早めの受診をおすすめします。破傷風の予防接種も行なっています。